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ニュースフラッシュ

日清オイリオグループ:スティックタイプのトロミ調整食品

2011.06.03

n_20110603_04.jpg 日清オイリオグループは、台湾の医薬品メーカーである順華藥品工業股份有限公司との共同開発により、スティックタイプの「日清多楽蜜(トロミ)UP」(3g×25本、希望小売価格450台湾ドル)を、2011年2011年6月4日から発売する。飲み込みが難しい人に、食品にトロミをつけることができるトロミ調整食品「トロミアップ」を1991年に発売して以来、国内のトロミ調整食品のパイオニアとして市場をリードしてきた。2010年7月には、韓国でもトロミ調整食品の販売を開始している。
 台湾の65歳以上の高齢者は約248万人(2011年1月)と言われており、総人口の10.7%を占めている。今後、日本を越えるスピードで高齢化し、高齢者の占める割合は2040年には30%、2051年には37%となると推察される。同社では台湾でのトロミ調整食品市場は拡大すると見込まれる。順華藥品工業は、"人を大切にし、人のカラダへの配慮や健康改善の配慮"を理念として掲げ、同社の経営理念"「おいしさ・健康・美」の追求"と合致する。
 創業以来65年間医薬品の輸入に取り組み、長年にわたり日本の製薬メーカーと協力し輸入販売を手掛けてきた。また、自社工場でも医薬品製造事業に取り組んでおり、台湾内の医療関係者から高い信頼と評価を得ている。同社では、順華藥品工業をパートナーに、台湾高齢介護食品の充実を目指し、高齢化社会のニーズに応えていく考えである。