アサヒ飲料：「ウィルキンソン」を500ml PETで展開
2011.07.27
アサヒ飲料は、2011年生誕108年目を迎える伝統と信頼のロングセラーブランド「ウィルキンソン」から、新商品「ウィルキンソン ドライコーラ PET 500ml」（希望小売価格140円）を、2011年8月16日から全国で新発売する。磨き抜かれた水と強めの炭酸でつくられるコーラに、ジンジャーの辛味の効いた力強く爽快な味わいが特長だ。カロリーゼロに設計しており、直接飲用だけでなくお酒の割り材としても使用できる。
パッケージは銀と黒の色合いをベースに、伝統の「ウィルキンソン」ブランドからの新提案であることを表現する。また一味違うコーラであることを、大きなブランドロゴと辛口と書いたアイコンで表現する。
「ウィルキンソン」ブランドの誕生は1889年（明治22年）頃で、クリフォード・ウィルキンソン氏が兵庫県有馬郡塩瀬村生瀬（現兵庫県西宮市）での狩猟の際、たまたま炭酸鉱泉を発見したことが始まりといわれている。ウィルキンソン氏は、この鉱泉をロンドンに送り分析させたところ上質な鉱泉であることが判明し、製造設備をイギリスから取り寄せ1890年（明治23年）から「仁王印ウォーター」として販売を開始した。
その後1904年（明治37年）に「ザ・クリフォード ウィルキンソン タンサン ミネラルウォーター 有限会社」を設立し、炭酸水を「ウヰルキンソン タンサン」として改名した。現在は国内をはじめ欧米・中国・東南アジアなど国外27カ国に販路を拡げている。
同社では、「ロングセラーブランドからの新価値提案」によるブランド活性化に取り組んでいる2011年、主にBARなどの飲食店向けに販売し、お酒の割り材として親しまれてきた「ウィルキンソン」ブランドから、家庭でも楽しめる「ウィルキンソン タンサン」「ウィルキンソン ジンジャエール 辛口」のPET容器を新たに展開したものだ。「ウィルキンソン」ブランドの2011年1〜6月の累計販売数量は前年同期比142％と好調に推移している。
