凸版印刷:嵐山工場で「FSSC 22000」認証を取得
2011.07.20
凸版印刷は2011年6月17日に、パッケージ関連生産子会社のトッパンパッケージングサービス(TPS)の嵐山工場で、食品安全システム規格である「FSSC 22000」(※1)認証を取得した。同工場では、食品および飲料の受託包装を行っている。「FSSC 22000」は、組織が安全な食品を供給するために重要な手法やポイントが集約された規格である。組織は本規格に沿って業務プロセスを構築し、認証機関から毎年審査を受けることで、社内の食品安全体制をチェックし、継続的な改善・強化のきっかけとすることができるものだ。
国内外からの様々なニーズに対応し、安心安全な製品を継続的に提供していくため、「ISO 22000」に加えて、グローバルスタンダードとなる食品安全認証の本認証を取得したものだ。今後も、効果的品質マネジメントシステムの運営・活動を推進し、生活環境分野の他工場でも「FSSC 22000」の認証取得を行っていく意向である。
※1)オランダの食品安全認証財団(FFSC)が開発し、2010年2月に食品小売業界が中心となって設立された非営利団体「国際食品安全イニシアチブ(GFSI)」が推奨する食品安全管理手法。食品安全マネジメントシステム規格「ISO 22000:2005」をベースに、食品製造の前提となる衛生管理に重点を置いた「PAS 220(ISO/TS 22002-1)」と、「FSSCが規定する追加要求事項」の内容が盛り込まれている。