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ニュースフラッシュ

日本製粉:挽き方と独自製粉技術による業務用小麦粉

2011.07.05

n_20110705_01.jpg 日本製粉は、創立115周年を記念して、フランス小麦を100%使用した業務用小麦粉「メルベイユ」(25kg)を発売した。これまでの研究の成果の1つとしてつくり上げた小麦粉が「メルベイユ」である。深い味わいと芳醇な香りが特長のフランス小麦を厳選し、数種類をブレンドしたものだ。
 ここ数年来、パンや菓子に対する消費者の志向の1つとして、味わいを求める傾向が高まっている。その中で、より深い味わいを求めて原料にこだわり、フランス小麦を使用した小麦粉への注目が高まっている。
 同社では、1964年に国内では初めてフランス小麦を輸入し、1969年にフランス小麦を使用したフランスパン用粉「ナポレオン・ゴールド」、フランス菓子用粉「ナポレオン・シルバー」を発売している。以来、フランス小麦やフランスでの製粉技術の研究を続けてきたものだ。
「メルベイユ」は、フランスの挽き方を研究して実現させた独自の製粉技術で、味や香りを最大限に引き出したもの。旨み成分や香り成分が多く、扱いやすく、パンや菓子など幅広く利用できる。「Merveille(メルベイユ」には、フランス語で「すばらしい」という意味がある。