サントリー:インドネシアの食品・飲料企業との合弁会社設立
2011.07.16
サントリー食品インターナショナルは、インドネシアの食品・飲料企業「ガルーダフードグループ」(SudhamekAWS)と2011年7月14日、インドネシアでの清涼飲料事業を行う合弁会社を設立することで合意した。新設する合弁会社に清涼飲料事業を移管し、同社は新会社の株式を51%取得するものだ。
新会社は今後、ガルーダフードグループと同社の協議により決定する。また、同グループの販売・物流業務を担う「PT Sinar Niaga Sejahtera(シナール ニヤガ セジャタラ)」の株式を34%取得する。
ガルーダフードグループは、インドネシアでの食品や清涼飲料の製造・販売を行うインドネシアを代表する企業の1つである。清涼飲料事業では「オッキー」「マウンティー」などの有力ブランドを有し、カップ入りゼリー飲料およびカップ入り茶飲料ではトップシェアを誇っている。
同社のインドネシアでのマーケティング力や生産、物流、販売網等と、サントリーグループの持つ商品開発力、生産技術力、マーケティング力とがシナジー効果を発揮することで、人口2億人を超えるインドネシア全域での積極的な事業展開が可能であると判断し、今回の合弁会社設立となったものだ。これにより急速な経済成長を続けるインドネシアで確固たる事業基盤を構築し、将来的はサントリーブランドの展開を図るなど、積極的な事業拡大を目指す。