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ファイザー:医療安全を考慮した独自ラベル・パッケージ

2011.07.22

n_20110722_02.jpg ファイザーは、エスタブリッシュ医薬品事業部門発足後2番目の後発医薬品となる、エダラボン点滴静注30mg「ファイザー(エダラボン)」を、2011年7月26日から新発売する。脳梗塞における臨床症状を引き起こすフリーラジカルを消去することで無害化する世界初の脳保護剤(フリーラジカルスカベンジャー)で、脳梗塞急性期に伴う神経症候、日常生活動作障害、機能障害を改善する薬剤である。
 エダラボン点滴静注30mg「ファイザー」は、2011年1月14日に製造販売承認を取得し、薬価収載されたものだ。医療現場での有用性を高めるため、医療安全に考慮した独自のラベル・パッケージ開発など、独自の工夫を行っている。今回承認された14成分27品目は、内服剤が13成分と外用剤が1成分で、同社名古屋工場および製造委託企業で製造され順次発売の予定である。
 同社は、エスタブリッシュ医薬品部門を2009年9月に設立し、発足以来これまでは主に長期収載品の販売を行なってきた。今回のエダラボン点滴静注30mg「ファイザー」は2011年7月1日に発売したメロペネム点滴静注用に続く2番目の後発医薬品の発売となる。
 エスタブリッシュ医薬品部門では、医療の現場に「大切に、長く使われていく標準的な治療薬」を届けることを目指し、今回承認された14成分を含め、今後5年以内に100成分以上の後発医薬品を発売することを目指す。