ミニストップ:定温商品の共同配送事業で業務提携
2011.08.01
ミニストップとスリーエフとは、定温商品(米飯及びチルド商品)の共同配送事業と有事の相互支援体制に関する業務提携の実現を図ることに合意した。両社はこれまで、加工食品などでの共同開発やスリーエフのエリアフランチャイザーであるスリーエフ中四国を含めた四国地区での業務提携などを通じて、相乗効果の創出を進めてきた。
今回の大震災の影響はこれまでの想定を超えたもので、あらためて有事での地域のライフラインとしての役割を果たすため、商品・物流の両面で対応力の強化を図ることの重要性を、共通の課題として再認識したものだ。さらなる物流効率と物流品質の向上によって、収益力とインフラ基盤の強化を図ることを目的として業務提携を行うものである。
具体的には、千葉や埼玉エリアでの定温商品の配送センターの共同利用や、既存物流システムの見直しに関する検討実施、配送センターの共同利用による消費電力削減の取り組み、有事の商品・物流面での相互支援に関する枠組みの検討などである。定温商品の共同配送事業については、2011年11月の稼動開始を目指し具体的な実施施策をまとめるものだ。また有事の対応につきましても協議の上順次決定してく考えである。