ヤクルト本社：天津でヤクルト生産を順次拡大
2011.08.01
ヤクルト本社は、中国ヤクルト株式会社の製造子会社である天津ヤクルト（天津工場）で、2011年8月3日から「ヤクルト」の生産を開始した。同社では中国第3番目の製造工場となるもので、中国では2002年に広州工場が、次いで2002年に上海工場が生産を開始している。沿岸部を中心に華南や華東、華北と順次販売地域を拡大しており、両工場ではこれまで生産能力を適時増強してきた。現在は2工場で、日産約290万本の生産能力を持つ。
華北・東北地方への製品供給能力を向上させるため、2007年には天津ヤクルトを中国・天津経済技術開発区（TEDA）に設立し、2009年11月から工場の建設を進めてきた。今回、生産を開始する天津工場では、当初「ヤクルト」を日産約30万本で、順次設備を増強することで、最大生産能力約146万本を見込んいる。
