雪国まいたけ:中国子会社のえのき茸の工場増設
2011.08.11
雪国まいたけは2011年8月10日、中国現地法人の長春雪国高榕生物技術有限公司の第2工場を増設し、えのき茸の生産能力を拡大することを決定した。2008年1月に中国吉林省長春市でえのき茸の生産・販売を目的とした合弁会社の長春雪国高榕生物技術有限公司(長春雪国)を設立し、2009年8月から生産を開始している。
これまで、露地栽えのき茸が大半を占める中国茸市場で、長春雪国から出荷される高品質で安全性の高い施設栽のえのき茸は高い評価を得ている。現在はフル稼働の状態となっていることや、中国で今後見込まれる経済成長や食の安全への意識の高まりなどを鑑みて、施設栽のえのき茸に対する需要の拡大が期待できるためである。
同工場を増設し、現在の日産20トン体制から日産50トン体制へ生産能力を拡大する。第2工場は2012年7月から稼動を予定しており、2012年3月期の連結業績に与える影響は軽微である。