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ニュースフラッシュ

スウェーデン社会研究所:第123回スウェーデン研究講座

2011.09.20

 スウェーデン社会研究所が主催する「第123回スウェーデン研究講座」が2011年10月13日(18:00〜20:00)、スウェーデン大使館1階オーディトリウムで開催される。2011年5月から毎月連続して「スウェーデンのエネルギー事情」を多方面から取り上げているものだ。「3・11」を機に日本では自然エネルギーへの転換など、将来のエネルギー供給のあり方に注目が集まっている。
 スウェーデンではエネルギー供給の多様化に対応するため、すでに1996年から電力市場を自由化し、発電・送電・売電を分離している。その結果、生活者は現在、100社以上ある電力小売企業の中から自由に選んで契約することができる状況である。
 最近では、風力発電による電力だけを選べるなど選択肢にも自由度が拡大し、競争が激化している。また送電線を分離したことで、発電市場では風力発電やバイオマス発電の新規参入などもみられ、これらの発電量が拡大している。今回の講座では、スウェーデン・ヨーテボリ大学経済学部でマクロ経済や投資・生産性分析を研究され、「スウェーデン・パラドックス」などの著書を持つ佐藤吉宗氏が「消費者が好きな電力を選べる--スウェーデンの電力市場自由化」をテーマに講演する。
 内容の詳細や参加の申込みは同研究所事務局(Tel:03-5661-6035、Mail:sweden@tkm.att.ne.jp、URL:http://www.sweden-jiss.com)まで。