宝酒造:「スムーズプル ヒンジ」が受賞
2011.09.05
宝酒造が「タカラ本みりん」や「タカラ料理清酒」のPETボトル商品用に、日本クラウンコルクと共同開発したキャップ(32スムーズプル ヒンジEU4-TE)が「2011日本パッケージングコンテスト※」(2011年8月30日に表彰式)で"アクセシブルデザイン賞"を受賞した。同キャップは、同社の"客様相談室"に寄せられた「キャップがうまく開封できない」との声に応えて改良したものだ。2011年4月から順次、「タカラ本みりん」や「タカラ料理清酒」の中小容量(1.8L未満)の商品に導入されている。
開封用つまみに指をかけやすいよう、キャップに大きなくぼみを設けるとともに、つまみ部分の面積を広げたことで、握力の弱い人でも開けやすい設計になっている。ブラインドタッチでも、このくぼみにより使用時には前後の向きが分かるという利点もある。
※)社団法人日本包装技術協会が主催して毎年開催しているもので、包装分野での国内最大のコンテスト。アクセシブルデザイン賞は高齢者・障害者に配慮した包装に与えられるもので、最高賞の「ジャパンスター賞」に次ぐ栄誉ある「包装技術賞」の一部門。