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ニュースフラッシュ

キユーピー:ホールとクリームの新物缶詰

2011.09.13

n_20110913_01.jpg キユーピーは、「アヲハタ 十勝コーン」ホールとクリームの新物を、2011年9月13日から全国に一斉出荷する。北海道十勝の気候は朝夕の寒暖の差が大きく、甘みとコクのあるおいしいとうもろこしを育てるのに適している。2011年は天候も順調に推移し、8月12日から生産を開始し、計画通りの製造を見込んでいる。
 「アヲハタ 十勝コーン」は、国産初のスイートコーン缶詰として1950年(昭和25年)に発売を開始し、アヲハタの理念である「良い商品は良い原料からしか生まれない」を基本に一貫した品質管理のもとで製造している。発売当初から、北海道十勝産のとうもろこしだけを使用し、8〜9月の収穫時期に年間分を製造する「シーズンパック」製法を採用する。
 スイートコーンは他の農産物に比べ鮮度が落ちやすいため、収穫から短時間で缶詰にする必要がある。そのため工場は、契約農家が持つとうもろこし畑の中心にある。もぎたてのおいしさを損なわないようコーンハーベスター(自動収穫機)を使って、手もぎの数十倍のスピードで収穫し、すぐに工場へと運び、商品化するものだ。
 また、スイートコーンは収穫時期によって品質が変化するため、徹底した熟度管理を行っている。有効積算温度(毎日の平均気温から計算式に基づいて算出)と粒中の水分量から、ほどよく糖分と水分のバランスがとれた甘味の増す時期を算出し、粒状のままの「ホール」と、すりつぶした「クリーム」の、それぞれに最適な時期に収穫したスイートコーンを鮮度の高い状態で缶詰する。