アサヒ飲料:国産最軽量32gの新型2L PETボトル
2011.10.05
アサヒ飲料は、2L PETボトルでは国産最軽量となる32gの「らくエコボトル」を開発し、2011年10月から自社工場(明石工場・六甲工場・富士山工場)で製造する「アサヒ 六甲のおいしい水」「アサヒ 十六茶」をはじめとした水・お茶飲料で順次採用していく考えである。
「らくエコボトル」は、環境負荷低減とPETボトルの使いやすさを向上したものだ、同社による独自開発の新型PETボトルである。環境負荷低減のため省資源化を追求し、自社工場で使用する現行の2L PETボトルと比較して、およそ25〜28%の軽量化を実現する。ボトル側面の蛇腹構造やボトル肩部分の傾斜角度、底面に溝をほどこすなどの工夫により強度を確保している。
また使いやすさ向上のため、グリップ部の形状やボトル幅などを改良し、持ちやすさ、注ぎやすさの実現とともに、飲用後の潰しやすさを向上している。同社では「らくエコボトル」の採用により、樹脂削減量で換算すると年間約2900トンのCO2排出量の削減を見込んでいる。