森永乳業:撥水加工のアルミ蓋をパッケージに採用
2011.10.07
森永乳業は、ヨーグルトが付着しにくいアルミの蓋材をパッケージに採用した「森永ビヒダスヨーグルト4ポットシリーズ」を、2011年10月10日から順次発売する。ソフトタイプのヨーグルトは、アルミ蓋の内面にヨーグルトが付着という課題があった。
2010年2月にヨーグルトでは初めてとなる撥水加工されたアルミ蓋材を、個食タイプの「森永アロエヨーグルト」のフレーバー品で採用した。また2011年3月から同タイプの「森永アロエヨーグルト125g」に採用しており、今回の「森永ビヒダスヨーグルト4ポットシリーズ」で第3弾となる。
4ポットタイプとしては業界に先駆けた導入となるものだが、「4ポットシリーズ」の全7品のうちバラエティパックを2011年10月10日から展開し、その他フレーバーは順次となる。撥水性機能を有する蓋材「TOYAL LOTUS」(商標)は、同社と東洋アルミニウムとの共同で実用化したものである。アルミ蓋の最内面の樹脂に撥水加工を施すことで、画期的な撥水性蓋材を実現している。蓋材の最内面にはナノレベルの凹凸が無数にあり、ヨーグルトが付着してもすぐに脱落する仕組みである。