紀文食品:環境配慮と印刷再現性を両立した金色の紙すだれ
2011.10.13
紀文食品は、正月商品の「紀文鯛入り伊達巻 福禄すだれ巻」(350g、希望小売価格1,000円)など伊達巻4品を、2010年まで使用していたPP製のすだれから、紙製のすだれに変更した。これにより、環境への配慮と、正月用としての華やかさを演出する印刷再現性を両立した。
「福禄すだれ巻」は、深みのある甘さときめ細やかでしっとりとしたカステラ風の口あたりが特長の伊達巻である。同社ではこれをはじめとし、主力の伊達巻4品に用いているすだれの材質を、従来のPP製から紙製に変更したものだ。"社会と環境との調和を図る"という同社の考えによるもので、紙のすだれはPP製に比べて、焼却時に発生するエネルギー量が減少する。
同社では環境保全に配慮し、包装資材廃棄時のCO2の発生を抑制するために伊達巻の包装資材の一部を紙材に変更したものだ。すでに「紀文鯛入り伊達巻 福寿」では2010年に紙のすだれを採用して好評を得ている。