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松谷化学工業:最新設備のドライスターチミックス工場を建設

2011.10.24

n_20111024_05.jpg 松谷化学工業は、様々なでん粉を顧客ニーズに合わせて配合するドライスターチミックス工場を新たに建設する。伊丹工場敷地内に着工し、2011年11月中旬の完成を目指す。竣工は2012年5月下旬の予定で、総投資額は約8億円を見込んでいる。ドライスターチミックス工場の新設によって、加工でん粉やでん粉分解物の配合で顧客ニーズにより細やかに対応できる設備の増強や自動化による製造効率とキャパシティの向上、衛生面の強化を図る狙いである。
 現在の製造キャパシティは年間8000トン(1日8時間稼働)だが、新工場の稼働により当初1年目は1.5倍の年間1万2000トン、2年目以降は、1日24時間稼働として2.5倍の年間2万トンを予定する。新工場の本格稼働により、売上高を2017年までに40億円を目標とする。
 
(※)松谷化学工業はでん粉加工と機能性食品素材の総合メーカーとして、加工でん粉や難消化性デキストリンをはじめとする食物繊維等の製造・販売、希少糖および関連製品の研究開発・製造、販売を行う。でん粉加工のパイオニアとして、新しい機能を有するでん粉やその分解物など食品製造に不可欠な機能性の高い素材を多岐にわたり研究開発を行っている。