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ニュースフラッシュ

カゴメ:中国でセントラルキッチン運営会社を設立

2011.10.25

 カゴメは、中華人民共和国無錫市で展開してきたオフィス給食事業を強化するため、セントラルキッチンを運営する「可果美(無錫)食品有限公司」の現地での事業者登録を2011年10月に完了した。セントラルキッチンは、2012年5月の稼動開始を予定する。同社では今後、事業拡大に向けて食材の一括管理により安定的な「安心・安全」の確保を目指す意向である。
 経済成長が著しい中国では今後、"食"での大きな変化がくることが予想される。 同社では、オフィスでのる毎日の食事を直接提供することで、市場のニーズに即した事業展開の機会を捉えていきたいと考え、2011年3月に「可果美餐飲管理(無錫)有限公司」を設立した。中華人民共和国無錫市では現在、3店舗体制でオフィス給食事業を展開している。これらの店舗は、従来から現地にあったオフィスワーカー向けレストランとは違い、清潔感のある内装などが高い評価を得ている。
 数年後には50店舗の展開を予定しており、今後はセントラルキッチンシステムを採用し、安心・安全を継続的に確保することや、原価低減を実現しながら事業の拡大を目指す意向である。調達・調理の機能集約による店舗オペレーションの負担が軽減され、品質の一貫性が確立できることでスピーディな店舗展開が可能となる。
 中国では事業分野別許認可制のため、これまでオフィス給食事業を展開してきた「可果美餐飲管理(無錫)有限公司」とは別に、セントラルキッチンの運営を行う会社を設立したものだ。