サトー:焼却時にCO2を吸収・削減するラベル
2011.11.14
サトーは、焼却時に発生するCO2を吸収し、削減する世界初のラベル「エコナノ」の販売を開始した。東京理科大学教授の阿部正彦氏とベンチャー企業のアクテイブと共同で開発したもので、焼却時に発生するCO2を通常のラベルに比べて20%以上も削減する効果がある。
粘着剤にCO2吸収剤を添加したもので、同シリーズのラインナップは台紙のない「ノンセパ」をはじめ、同社のバーコードラベルプリンタで印字できるサーマル紙、コート紙のラベルを品そろえする。「ノンセパ」は、産業廃棄物となるラベル台紙を製造段階から使わない。そのため台紙付きラベルに比べて約20%の資材削減となるとともに、約50%のCO2の削減効果が期待できる。