メルシャン:色の違うアイコンとラベルにブランドコンセプト
2011.12.08
メルシャンは、日本産ブドウ100%で造る「日本の地ワイン」シリーズ(全6種)のパッケージをリニューアルし、2012年3月頃より順次全国で発売する。山梨県、長野県、秋田県、福島県の各栽培地域で育まれたブドウが持つ個性を生かしながら、山梨県にあるワイナリー「シャトー・メルシャン」にて醸造した「日本の産地の個性」と「ブドウ品種の特長」を楽しめるワインである。
表ラベルにブドウ品種・ブドウ栽培地の他、栽培管理責任者・醸造責任者・収穫年・育成方法・味わいを明示し、容量は飲みきりやすい500mlサイズである。ワイン栓にはスクリューキャップを採用するなど、2004年10月の発売以来、顧客の安心、気軽に試しやすいワインとして好評である。
また同シリーズは2011年に「Japan Wine Competition(国産ワインコンクール)2011」で5アイテムが銅賞を受賞するなど、品質も評価されるようになっている。2011年1〜11月の累計販売数量も対前年で約120%と伸長している。
今回のリニューアルで、日本産ブドウ100%から造る「日本ワイン」をより多くの顧客が気軽に試せる機会を創出し、おいしさを体感してもらうことで「日本の地ワイン」シリーズのブランド力を強化するとともに、日本ワイン市場の拡大を図りたい考えである。
2010年9月にワイナリーの設備をリニューアルし、品質が今まで以上に向上したことから、同社の日本ワインのフラッグシップブランド「シャトー・メルシャン」シリーズとの親和性を高めるため、ラベルに「シャトー・メルシャン」のブランドロゴを記載している。またブドウ品種の違いが視覚でも認識しやすいように色の違うアイコンを配置し、裏ラベルにはブランドコンセプトや栽培地域の特長を記載している。