持田製薬：米メルク社とライセンス契約を締結
2011.12.14
持田製薬は、創製した2型糖尿病治療薬候補品で、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.（メルク社）と、米メルク社の子会社を通じてライセンス契約を締結した。同契約により、米メルク社はこの候補品を全世界で開発・製造・販売する独占的実施権を取得し、同社は米メルク社より本契約締結に伴う一時金、開発段階に応じたマイルストーン・フィーおよびこの提携から得られた製品の売上高に応じたロイヤルティの支払いを受けることになる。同社ではまだ、製品を日本国内で共同で開発・販売するオプション権を留保している。
同社・創薬研究所は、独創的グローバル新薬の創製を目指して、慢性疼痛、糖尿病・肥満の2分野にテーマを集中して活動し、国内外の機関との共同研究等により研究活動の効率化を図るとともに、導出活動にも注力してきた。今後も、導出入活動に積極的に取り組み、アライアンスを推進していきたいと考えを示す。
