山田屋:144年間の歴史を持つ包装を一新
2012.01.18
山田屋は、144年間の歴史を持つ一種類の「山田屋まんじゅう」(6個入り箱、12個入り箱)の包装を、2012年1月から一新した。小さい中においしさが凝縮され、上品な甘さが魅力のまんじゅうである。薄皮とあんのバランスや厳選された素材で丁寧に造り上げられてきたおいしさには定評がある。創業慶応三年(1867年)で、今も「一子相伝。秘伝の製法」を守り続けている。
原材料の小豆へのこだわりと、小豆のほかの砂糖、小麦粉、山芋など材料で深みのある甘さとおいしさを実現してきた。同社が手掛ける商品は、このまんじゅう一種類である。その包装で今回一新して発売するものだ。
従来使用していた薄茶色を基本とした包装から、清楚な「白」を基調にしたデザインに一新した。清潔感あふれ、落ち着いた風合いの「山田屋まんじゅう」のシンプルさを強調したものである。小豆へのこだわりという意味を込めて、茶の梅柄(梅鉢)がよりくっきりと分かるように色合いを強めている。さらに、奉書紙でおまんじゅうを大切に包み、ひとつひとつ丁寧に和紙を貼った高級折箱様式とした。これにともない従来の発砲トレーから和紙トレーへと変更している。