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ニュースフラッシュ

JAとぴあ浜松:シングルス用100円包装野菜

2012.01.03

 JAとぴあ浜松は、CVS向けに100円野菜を出荷する。シングルスの構成比が増える中、単身者や夫婦など小所帯を対象に1食分を包装した使い切りタイプのミニ野菜である。中京地区のローソン系列店で2011年11月から、ミニチンゲンサイとミツバを発売しており、2012年にはエシャレットなどを加わえる予定である。
 従来のカット野菜と違って、包丁の切れ目がなく鮮度を保存しやすいのが特徴である。スーパーや量販店など販売されるカット野菜は、バックヤードでカットされているが、CVSではそうしたスペースが確保しにくい。同JAでは、出荷の段階で丸ごと包装できる野菜を厳選し、鮮度保持と店舗での手間を省くのが狙いだ。
 まずは「ローソンストア100」用に、ミニチンゲンサイとミツバを毎月各60ケース(1ケース20袋入り)出荷する。2品目とも1袋30〜40グラム入りで、使い切りの量と買いやすい値ごろ感が受けている。系列のCVS店舗は愛知や岐阜、静岡県に152店あり、扱い販売店舗の数を増やすことで商品アイテムも増やしていく考えである。