大森機械工業:新工場「さくら工房」建設を始動
2012.01.17
大森機械工業は、一貫ラインなどの大規模案件や多用ニーズへの短納期などの顧客ニーズに応えるため、本社工場、長岡工場に続く第3工場となる新工場「さくら工房」を、市道を挟んだ本社の西側に建設する。2012年10月の竣工を目指し、建設委員会をスタートさせている。「さくら工房」建設は、1)エコロジーへの対応、2)セキュリティの強化、3)クリーンな環境、4)災害対策の4つのコンセプトを基本に進められる。
代表取締役社長の大森利夫氏は「単純な規模拡大ではなく、目的を明確にしたいとの強い思いがあります。工房は、単に機械を製作する工場というよりも、もっとクリエイティブな新機種、新装置、新提案誕生の拠点でありたいとの思いからです」と新工場建設への熱い思いを寄せている。
「さくら工房」は社内公募により決定した工場名で、現・本社工場内には同社が設立30周年を記念(1987年)して植樹した24年目の桜が春には一斉に咲薫る。大森氏は「桜は日本人の心であり、『がんばろう日本!』の震災・復興のシンボルでもあります。市道をはさんだ新工場にも桜を植え、この道を大森桜並木にしたいと思っています」と語る。