日清製粉:最新鋭製造設備の製粉工場建設
2012.02.06
日清製粉は2012年5月に、新たな製粉工場(福岡工場)の建設に着手する。同工場は2ラインの最新鋭製造設備を有し、ローコストオペレーション体制により将来の自由化された市場での競争力を実現するものだ。最新の技術・ノウハウを活用するとともに、製品の安心・安全レベル及び建物の耐震強度をに確保し、環境面での配慮が施される予定である。
2014年2月の完工を目指すとともに、内陸部の鳥栖工場と筑後工場とを閉鎖することで、臨海大型工場への生産集約による生産性向上を実現する。これにより、九州地区に安定的で効率的な小麦粉の供給を行っていく考えである。総工費は約100億円で1日当たり小麦挽砕能力550トン(2ライン)、小麦粉サイロ収容力5000トン、立体自動倉庫収容力21万袋(5250トン)の設備能力を持つ。