プリマハム：ハムなどの包材に業界初の植物由来プラを採用
2012.02.20
プリマハムは、に、植物由来プラスチック（PLC）を使用した深絞りタイプのパッケージ（多層フィルム）を採用したハム・ソーセージ「キッチンライフシリーズ（ロースハム、ベーコン）」（200g、希望小売価格398円、170g、希望小売価格398円）を、2012年3月1日から全国で発売する。同社では、環境保全を経営の最重要課題の1つと認識して、商品のパッケージでも省資源化につながる形態を採用し、包装材料の使用量削減などを進めてきた。2010年度の包材使用量は、前年に比べ12.7トンの削減を実現している。
今回は、新商品となるロースハムとベーコンのパッケージの多層フィルム（三菱樹脂製）に、CO2排出量の削減や枯渇性資源である化石原料の使用量縮減に貢献する植物由来プラスチック（重量比で20〜30％が植物由来のプラスチック）を採用したものだ。同社では、引き続き内容量に対して包装用プラスチックの使用量を抑える取組みを実施するとともに、環境にやさしい水溶性インキを用いるなど、エコ包装を追求していく考えである。
