ヤクルト:インド ハイデラバード市で「ヤクルト」の販売
2012.02.21
ヤクルト本社は、インドヤクルト・ダノン社によるインドのハイデラバード市での「ヤクルト」の販売を2012年2月19日 から開始した。ハイデラバード市での販売はダノン社との協働事業とし、商品の配送(工場からハイデラバードまでの幹線物流の一部および量販店への配送・販売)をダノン社に委託している。販売形態は65ml×5本(PS容器)で、希望小売価格50ルピー(約77円)となる。
「ヤクルト」の販売を開始するハイデラバード市は、インド中南部に位置する人口約550万人の主要都市で、バンガロール市に次ぐインド第2のIT都市と称され近年、ソフトウェア産業が拡大している。インドで6番目に人口が多い都市でもあり、インドでのヤクルトの事業活動を加速させていく上で期待され市場といえる。
インドでは、同社とフランスのダノンが50%ずつ出資するインドヤクルト・ダノン社が事業展開している。2008年1月からデリー市とその近郊で「ヤクルト」の販売を開始し、2009年9月からムンバイ市に、また2010年8月からバンガロール市に拠点を設け、その販売地域を拡大してきた。現在、宅配および店頭で「ヤクルト」の販売を行っており、2011年12月現在の販売店舗数は約2100店舗、ヤクルトレディ数は約230名となっている。
インドヤクルト・ダノン社では、ハイデラバード市の店頭市場を対象に「ヤクルト」の販売を開始し、販売状況をみながら、周辺都市にも順次拡大していく予定である。