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ニュースフラッシュ

サントリー:再生PET 80%使用の最薄ラベル採用

2012.03.19

n_20120319_01.jpg サントリー食品インターナショナルは、再生PET樹脂を80%使用し、国産PETボトル飲料としては最薄となる16μmのラベルを実用化した。同社では2012年5月から「サントリー天然水」に順次導入する意向である。2010年秋から再生PET樹脂を60%使用した18μmの商品ラベルを導入しており、2012年3月からはロールラベルを採用している全商品にこのラベルを導入している。
 今回、さらなる環境負荷低減を目指し、再生PET樹脂の混合率を60%から80%に引き上げ、国産最薄となる16μmのラベルを実用化したものだ。これにより、現在のロールラベルに比べ、CO2排出量を23%削減することが可能となった。
 今後は「伊右衛門」や「サントリー ウーロン茶」などにも拡大し、2012年内にはロールラベルを採用している全商品に導入する。
 
〈参考〉同社の環境に配慮したPETボトルのラベル開発の主な取り組み
(2010年10月)再生PET樹脂60%使用、国産最薄18μmのロールラベル開発・導入。
(2011年3月)手で小さくたためるPETボトル"P-ecot(ペコッと)ボトル"開発・導入。13.5g(550ml)に軽量化。
(2011年4月)回収後のPETボトルからPEボトルをつくりだす技術(BtoBメカニカルリサイクルシステム)による"リペットボトル"開発・導入(国内初)。
(2012年3月)ホットメルト接着によるROSO方式を使った世界最薄18μmのシュリンクラベルの開発・導入(世界初)。
(2012年5月)再生PET樹脂80%使用、国産最薄16μmのロールラベル開発・導入。