カゴメ:ミツカンと日清オイリオとの共同配送エリアを拡大
2012.03.22
カゴメは、ミツカングループと日清オイリオグループと共同で1996年10月から「お得意先様への物流品質の向上と環境への配慮」を目的に、東北エリアから3社共同配を送実施してきた。2012年4月から、これまでの8エリアに加えて九州エリアを拡大するものだ。共配エリアは全国面積比で約77%となり、CO2排出量では25%の削減が見込める。
共同配送の目的は、3社共同の物流品質管理システムの導入により、納品ミスの極小化を目指すものである。3社単独配送時よりも、物流品質の向上とともにCO2排出量を25%削減できるなどのメリットがある。具体的には、納品・待機する車両台数が減少することや、一括検収や一括荷受が可能となり、荷降ろし時間の短縮が可能となる。
顧客からの受注データをVAN経由で運営会社の情報システムに送信し、運営会社は3社の一元化されたデータを元に、効率的な配送スケジュールを組み、共同の在庫拠点から配送を実施する。