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ニュースフラッシュ

《セミナー案内》第10回JCRUIES(ジェイクルーズ)

2012.04.25

日本の包装法規制の動きと
中国をはじめアジア諸国での法体系化
 
 本誌が掲げる「パッケージングの未来を考える」場合に、もはやグローバリゼーションとあの「3・11」の視点を欠かすことはできない時代となった。日本の内需をみれば、シングルス世帯の増加や少子高齢化を背景にした人口減少といった"変化"が未来のゆくえを決める。それは日本だけのことではなく、先進諸国が共通して抱える課題であり、新興国も時を待たず直面することは間違いない。
 また"「3・11」の視点"とは何かと言えば、「絆」の言葉に象徴される他者への思いやりや配慮といった"心の使い方"である。パッケージだけに止まるものではないが、例えば包装・容器開発で言えば、サステイナブル(sustainable)やコンビニエンス(convenience)、ユーザビリティ(usability)などの具現化となるだろう。これらが、日本を「課題先進国」と称する所以でもあり、自ずから答えに至るはずである。
 ジェイパックワールドではこうした視点から、パッケージに関わる企業や団体・組織が、「海図なき時代」と言われるプロダクトマーケットのグローバリゼーションに乗り、的確に航路を選びながら求める新大陸への到達を約束する、羅針盤かつレーダーとなる存在を目指している。「ジェイクルーズ(JCRUISE)」は具現化したもので、新しい価値創造のための"開発アプローチ"や"戦略な営業"などを学ぶ、次世代を担う包装人のための"セミナー&懇親会"である。
 第10回目は、包装・容器開発では欠かせない「包装の法規制」をテーマに、本誌編集アドバイザーでもある日本包装専士会顧問の西秀樹氏を講演に迎える。医薬・食品の包装に関わる国内法規制の最新の動きとともに、中国をはじめとしたアジア諸国での急ピッチで進む法整備の現状を伝えてもらう。先に触れたが、プロダクトおよび包装・容器開発では内需構造の変化の影響は大きい。
 しかしながら、包装・容器に関わる国内の法規制や管理方式などは、高度経済成長期(1960年代)につくられたものである。これでは変化への対応が難しいとの認識にようやく立ったことから、見直しや改正といった動きが始まっている。同時に中国をはじめとしたアジアの新興国では、すでに欧米に匹敵する法体系を整備する動きが加速している。
 今後のグローバリゼーションの進展を考えれば当然、国際ルールづくりなかんずくアジアにおけるルールがづくりが求められるはずである。その意味でも「課題先進国」としての日本の役割は大きいと言える。国内外で注力する法規制の現状を踏まえながら、これからの法規制や管理方式のあり方を考えていきたい。第2部の懇親会では、特にアジアで共有できる法体系についての議論などを期待したい。個別ニーズに合わせた自由な議論で進めたい。
 
【開催概要】
[日時]2012年5月25日(金)16:30?20:30(開場16:00)
[場所]一世会館(シャン・ドゥ・ソレイユ)
    東京都千代田区内神田1-10-6(TEL.03-5281-0333)
[内容]〈セミナー〉16:30?18:00
   「日本の包装法規制の動きと中国をはじめアジア諸国での法体系化」
    講師:西秀樹氏(日本包装専士会顧問)
    〈懇親会〉18:00?20:30
[会費]18,000円(税込)
[主催]ジェイパックワールド株式会社
    お問い合わせ、お申し込みはセミナー事務局まで。
    TEL. 03-3630-1759 / E-mail. info@jpackworld.com