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ニュースフラッシュ

味の素:海外からコートボールを共同導入

2012.04.02

 味の素は、江崎グリコとハウス食品と共同で、調達している包装材料のコートボールを2012年4月以降、海外製紙会社からの導入を開始することで合意した。これで調達ルートを拡大し、包装材料の安定調達体制の構築を図りたい考えである。
 現在、コートボールの調達は国内が中心であり今後、安定的な調達体制を構築するためには海外からの導入が必要と考えたものだ。これにより調達ルート拡大を図るとともに、国内の包装材料加工会社とも連携して、グローバルスペックの包装材料を国内で使用していく考えである。具体的には、監査などを3社が共同で実施し、その結果を直接海外製紙会社にフィードバックして協議を行うことで品質向上を図るものだ。
 2012年度からは個装箱を入れる中箱(ボール箱)に使用するコートボールを、韓国の製紙会社から3社共同での導入を開始する。2013年度までに個装箱への展開を行い、将来的にはコートボールの海外調達比率30%を目指す意向である。
 
(※)コートボールとは白板紙の一種で、片面が白く、裏がねずみ色の板紙。原料として、日本では主に白層にパルプ・上質系古紙、中層に新聞古紙・雑誌古紙、裏層に新聞古紙を使用。食品では製品パッケージなどの個装や個装を入れる中箱(ボール箱)などに使用されている。