ヤクルト：河北省と江西省で「ヤクルト」販売
2012.04.02
ヤクルト本社は、2012年4月2日から中国河北省石家荘市と江西省南昌市で「ヤクルト」の販売を開始した。河北省石家荘市には、北京ヤクルト販売から、江西省南昌市には中国ヤクルトの武漢支店から商品を供給する。石家荘市は北京市と天津市を取り囲むように位置する河北省の省都で、人口約990万人の都市で、大型量販店を中心とした店舗が数多くあり、同社が事業展開を加速する上で有望な市場と判断したものだ。
北京市から近いことに加え、北京市から石家荘市の間にも中核都市があり、十分な需要が見込まれるとの考えだ。南昌市は、中国南部の内陸にある江西省の省都で人口約500万人の都市で近年、経済発展が目覚ましく、外資の小売チェーンも多く進出するなど、ますますの発展が期待できる都市である。将来、近隣の都市への供給することも考慮し、中国ヤクルトの武漢支店から商品を供給するものだ。
同社の中国事業は、2011年まで沿海部を中心に販売拠点を開設してきた。2012年は内陸部の陝西省西安市、湖南省長沙市に新たに販売拠点を開設し、中国内陸部での事業展開を加速させている。今回の石家荘市、南昌市への販売開始により販売エリアが広がる事になる。
