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ニュースフラッシュ

日本ハム:ハム・ソーセージ生産体制を最適化

2012.04.16

 日本ハムは、茨城工場と小野工場、兵庫工場、徳島工場での事業を100%出資の連結子会社である日本ハムファクトリー(NHファクトリー)に承継させる吸収分割を行う。ハム・ソーセージ事業を取り巻く市場環境は、国内市場の縮小や価格競争の激化、さらには原材料の高騰や輸入品の増加など、厳しい状況が続いている。
 このような中、同社グループでは、安全・安心を基本にしてコスト競争力を強化し、機動的な事業運営体制を構築することが、激変する市場環境へ柔軟に対応するための最重要課題と認識する。2010年10月にはすでに、ハム・ソーセージ生産子会社であった静岡日本ハムと長崎日本ハムを合併させ、NHファクトリーを設立したが、効率化をさらに加速し、競争力をより高めるため、同社は、茨城と小野、兵庫、徳島の各工場を、簡易吸収分割の方法によりNHファクトリーへ集約することを決断したものだ。
 同分割に合わせて、グループ全体のハム・ソーセージの生産体制を機能に応じて最適化するとともに、生産のプロフェッショナルを育成することで、現場力の強化を図っていく考えである。また生産設備の更新や高生産性ラインの導入を行い、高い品質の維持と生産効率の向上、コスト競争力の強化とシェアアップに取り組んでいく。