小林製薬：中国・安徽省に新工場を建設
2012.05.02
小林製薬は、中国での販売拡大を目的に東南アジア地域他を含めたグローバルビジネスの製造拠点として、中国安徽省に新工場を建設することを発表した。同社グループは、海外事業を成長戦略事業と位置づけ、すでに中国・東南アジア地域・米国・英国に現地法人を設立しており、2015年3月期売上高200億円を目標に事業拡大に取り組んでいる新工場の竣工は2013年9月の予定である。
中国・東南アジア地域でカイロや冷却シート、芳香消臭剤などを販売しており、近年では台湾やマレーシア、インドネシアに現地法人を設立するなど、現地に根付いた事業展開を進めている。効率的な販売と生産体制の構築を目的に、事業展開している現地での生産を基本に進めていく考えから今後、拡大する中国・東南アジア地域での需要に対応するため、中国上海工場に次ぐ、新工場を安徽省に建設するものだ。
