雪印メグミルク:協同乳業グループと業務提携を検討
2012.05.14
雪印メグミルクグループは、協同乳業グループとの間で業務提携を検討していく基本合意書を締結した。既存の枠組みを超えた協力体制を構築し、共にコスト競争力のある強い乳業会社を目指していく考えである。業務提携により、企業競争力の向上に繋げ、日本の酪農乳業界の発展に貢献できると考えている。
昨今の乳業を取り巻く環境は、少子・高齢化や景気低迷、消費者の嗜好の多様化等もあり、企業の経営環境は一段と厳しさを増している。特に市乳事業では、徹底した事業構造の改革を推し進める必要がある。具体的には、生産の受委託を通じた工場等施設の効率的活用や物流の相互利用による効率化、資材の共同購入などを進める。