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伊藤園:緑茶ブランドに新後火仕上方式を採用

2012.05.24

n_20120523_04.jpg 伊藤園は、日本茶飲料のトップブランドである「お〜いお茶」の主力2アイテム、「お〜いお茶 緑茶」「お〜いお茶 濃い味」を、2012年5月28日からリニューアル発売する。新「後火仕上げ」方式により、「同 緑茶」は"香り一新"して"おいしさは香り"をさらに高め、「同 濃い味」は"旨さ一新"して味わい深く、後味爽快に仕上げた。急須でいれたての緑茶の香りと味わいを追求し、さらに進化した「お〜いお茶」を提案するものだ。
 今回、採用する新「後火仕上げ」方式は、長年の経験で研ぎ澄まされた味覚を持つ熟練の「茶師」が、原料となる荒茶の特徴を見極めながら仕上げたものだ。仕上げ工程で火入れ温度、時間を絶妙に調整し、香り高く心地よい後味をさらに追求した。あわせて、従来からの「ナチュラル・クリアー製法2010(方法特許)」により、PETボトル入り緑茶飲料のクリアーな水色を実現している。同製法は、抽出した緑茶をマイクロフィルターでろ過することにより、オリや沈殿物の発生を防止する。
 さらに、このマイクロフィルターに加えて別のろ過素材を使用することで、重層的に余分な雑味を取り除く特許製法である。 「ティー・ナチュラル製法」を採用することで、PETボトルの製造工程で抽出した緑茶と酸素の接触を極力遮断するとともに緑茶中の酸素を極力低減し、急須でいれたての味わいを実現している。
 「お〜いお茶 緑茶」のコンセプトである"おいしさは香り"を追求して香りを一新し、さらに香り高く味わい豊かになった。原料茶葉は、「お〜いお茶」専用に作られた香り豊かな契約栽培茶葉と、バランスの良いおいしさを持つ茶葉をブレンドしている。緑茶の甘い香りを十分に引き出すよう、自社工場で丁寧に原料茶葉を仕上げ加工している。
 また、好適な条件で抽出した緑茶を「ナチュラル・クリアー製法2010」でろ過することにより、いれたての緑茶の香りと味わいが高まり、後味の良い飲みやすさを実現する。今回、日本デザイン振興会が主催する2011年度「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞したため、シンボルの「Gマーク」をパッケージに掲載した。
 
(※)「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」は、人々に愛され支持され続けた道具や機器を明日の生活という視点から再評価し、顕彰することにより、ものづくりと私たちの生活を見直す契機を提供することが目的。「お〜いお茶」は、10年以上にわたりロングセラー商品として、継続して生産販売され、またデザインを継承しつつ商品性の向上が図られていることが評価されたものだ。