味の素：重点製品領域強化で関東工場建替
2012.05.24
味の素冷凍食品は、約50億円を投じて国内主力工場である関東工場の建て替えを実施し、より高品質で効率的な生産体制（生産能力：9200トン／年）を構築する考えである。中期経営計画の基本方針である「環境変化に強い事業運営」と「将来の発展に向けた強靭な事業基盤作り」に基づき、重点製品領域強化による成長の加速と、新領域の開拓を推進する一環である。
今回の関東工場第一棟建て替えでは2014年9月完工を目指し、国内生産拠点再構築の一環として重点製品領域の一つである「デザート」事業を拡大する考えだ。新たに生産ラインを導入し、品質強化と生産拠点の集約による効率的な生産体制を実現する。また新領域の導入等将来の事業成長に備えた供給能力・生産スペースを確保するものだ。
