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サントリー:炭酸無菌充填によるコーヒー入り炭酸飲料

2012.05.30

n_20120530_02.jpg サントリー食品インターナショナルは、コーヒー入り炭酸飲料「エスプレッソーダ」(330m、希望小売価格140円)を、2012年7月31日から全国で新発売する。新たな炭酸飲料の魅力を提案すべく、働く大人向けのコーヒー入り炭酸飲料を発売するものだ。新たに炭酸無菌充填ラインを導入し、エスプレッソの深みのある味わいと炭酸が生み出すさわやかな刺激の両立を実現している。
 近年、炭酸飲料は"ゼロカロリー炭酸"などの登場により、若者だけでなく30代以上の大人からも支持を集め、2011年の炭酸飲料市場は5年前に比べ20%以上も拡大している。従来の炭酸飲料の製法では中味設計上、酸味を強くする必要があり、さらに充填後に熱処理を行うため、コーヒーの豊かな香味を炭酸飲料で実現するのは困難だった。今回は、新たに導入した「炭酸無菌充填」技術を活用し、エスプレッソのようなコク・苦味と炭酸の刺激を両立させた。コーヒー由来のクセになるおいしさと爽快な後口が特長である。
 パッケージでは、氷をモチーフにした形状のPETボトルを採用し、冷たさを表現している。黒と銀の背景にエンブレム調のロゴを採用することで、洗練されたデザインに仕上げている。同社では、2012年3月に大人も楽しめる果汁入り炭酸飲料「オランジーナ」を発売し、さらに今回「エスプレッソーダ」を発売するなど炭酸飲料市場に独自の価値の商品を提案している。今後も、積極的に活動を展開することで炭酸飲料市場のさらなる活性化を図りたい考えである。