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ニュースフラッシュ

《展示会》「TOKYO PACK 2012」開催迫る

2012.08.20

n_20120820_04.jpg590社・団体の2269小間規模で開催
 日本包装技術協会は2012年10月2日?5日の4日間(10:00?17:00)、有明・東京ビッグサイト(東ホール全館)で「繋がる」をコンセプトに「2012東京国際包装展(TOKYO PACK 2012)」を開催する。前回(2010年)開催に比べて出展社数・小間数ともに7%増となる、590社・団体の2269小間規模での開催となる。
 あの「3・11」以降では初の開催となることからも、次世代の包装界を志向して「繋がる」をコンセプトとしたものだ。その具現化の1つとして、西ホールでほぼ同じ会期(2012年10月3日?5日)となる「食品開発展2012」とのコラボで、来場者の相互乗り入れを実施する。
 また、海外からの来場者を積極的に取り込む考えで、IPPO(International Packaging Press Organisation)と協同した啓蒙や企画、会期中の英語と中国語の2か国語の対応などが試みられる。加えて、次世代を担う優秀な人材確保に向けて、包装に興味を持つ学生への企業説明や就職活動の案内などにも取り組まれる予定である。
 
新たな試みと多彩な併催展
 今回開催では、これまでにない多彩な併催行事が1つの注目である。例えば包装力向上パビリオン内に設けられた特別展示企画では「東日本大震災に対して包装がどのように係わったか?」とのテーマで、実際に包装が被災地でどのように貢献したかの実態を踏まえつつ、あらためて包装の技術や機能といった役割を検証・見直すといった内容である。
 また専門学校である桑沢デザイン研究所の2012年卒業生作品(パッケージデザイン)を展示する。これに合わせて、デザイナーと包装企業との出会いの場とし「Package Design Pavilion 2012」を設け、実際にパッケージデザイン制作を体験するワークショップやセミナーなどを開催するさらに海外とのコミュニケーションといった点で、「スウェーデンのイノヴァティブ・パッケージング・ソリューションズ」や、IPPOとのコラボによる「世界の包装ジャーナリストによるトレンドセミナー」が催される。
 この他にも、「包装材料・機械選定の基礎セミナー」や「『TOKYO PACK 2012』みどころ解説セミナー」「Global Packaging Pavilion―世界の包装商品サンプル展」などが新しい試みとなる催しが盛りたくさんである。