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ニュースフラッシュ

ヤクルト:広東省に第2工場を建設

2012.11.12

 ヤクルト本社は、中国・広東省の広州ヤクルトに「ヤクルト」を生産する第2工場を建設し、2014年春に生産を開始する予定である。第2工場は、広州市の工業団地である広州経済技術開発区永和経済区内に建設する。すでに生産を行っている第1工場も同区内にあり、オペレーション面でも高い補完性が期待できる。
 第2工場の生産能力は、生産開始時(2014年春)で日産80万本を予定する。その後も順次設備を増強し、最大生産能力は日産200万本を見込んでいる。第2工場が生産を開始する2014年春には、中国の生産拠点は4工場(広州第1工場、第2工場、上海工場、天津工場)となり、現在の日産352万本から518万本の生産体制となる。
 広州ヤクルトは、2002年から広東省で「ヤクルト」の生産および販売を開始し、現在では広東省と海南省で事業展開を行っている。2012年9月時点でヤクルトレディは1433人で、納入店舗数は1万6963店、2012年1月〜9月の販売実績では日産138万本(前年比113%)と順調に伸長している。
 近年、広東省では所得水準が向上していることに加え、健康意識の高まっており、プロバイオティクスへの理解が進んでいることから、今後も販売が継続して伸長することが見込まれている。