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ニュースフラッシュ

サントリー:ペプシコとベトナムでの飲料事業の資本提携

2012.11.05

 サントリーホールディングスは、PepsiCo,Inc.とベトナムの飲料事業での資本提携の契約を締結した。東南アジアでの飲料事業を推進するサントリー食品アジア社(Suntory Beverage & Food Asia Pte.Ltd.)が、ペプシコのベトナムでの飲料・食品事業会社であるペプシコインターナショナルベトナムカンパニー(PepsiCo International Vietnam Company)に対し、51%の資本参加を行ったものだ。
 今回は、ベトナムでの飲料ビジネスの展開を目指す同社と、成長著しい新興国での飲料ビジネスのさらなる強化を図るペプシコの意向が一致したことから、ベトナムでの資本提携に至ったものだ。今後は、ベトナムでのペプシコの強力なポジションと同社が培ってきた清涼飲料の知見を生かし、両社が共同でベトナムでの飲料事業のさらなる拡大を図る意向である。
 同社は2011年9月にサントリー食品アジア社を設立し、主に日本で培ってきた商品開発力などを活用しながら、東南アジアでの飲料ビジネスの拡大を積極的に推進してきた。一方ペプシコは、ベトナムで1994年から飲料ビジネスを展開しており、現在は5つの自社飲料工場を有し、「PEPSI」「セブンアップ」などを中心とする強固なブランドポートフォリオを確立している。また両社は、ビジネスパートナーとして日本・米国・ニュージーランドなどで友好的な関係を築いている。
 
(※)現在ペプシコインターナショナルベトナムカンパニーが展開しているスナック菓子などの食品事業は、引き続きペプシコが単独で経営を行う。