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ニュースフラッシュ

味の素:バングラデシュで包装工場稼働

2013.01.22

 味の素は、バングラデシュの首都ダッカ郊外にあるトンギ地区の工業団地内に、コンシューマー向けのうま味調味料「味の素」の包装工場を建設し、2013年1月から本格稼働を開始した。バングラデシュ味の素社は法人設立当初、インドネシア味の素社からうま味調味料「味の素」の完成品を輸入・販売していました。
 今回、新工場を建設し、タイから輸入した原料の小分け包装を開始したものだ。また工場新設に合わせ、同一建屋内に本社、営業事務所も移転し、顧客のニーズに合った包装容量への対応など、迅速な販売活動が可能となった。
 同社は2011〜13年の中期経営計画で、確かなグローバルカンパニーとなるため、海外コンシューマーフーズ事業の強化・伸長を基本方針として掲げている。バングラデシュでは2003年度から、シンガポールを拠点に市場開拓を始め、2011年8月にバングラデシュ味の素社を設立し、同国での事業強化を推進している。
 バングラデシュの人口は、現在1.6億人で、今後も増加が見込まれるとともにバングラデシュでは米を主食とし、うま味調味料「味の素」との親和性の高いメニュー(豆スープ・野菜カレー)が食されている。今後も市場成長が期待できると判断したものである。
 
(※)バングラデシュの人口は今後、年2%の伸長が予想され、2025年には約2.1億人に達する見込み(2011年、国連推計)。