《編集部発》包装人よ、発奮せよ!
2013.01.23
アメリカ人の遊び心にはいつも驚かされる。とはいえ、半ば本気で挑んでいるようにも思える。えてして、人はバカにされて発奮するものである。やはり「巳」年は、「包装」の年となるのかもしれない。「日本の包装人たちよ、発奮せよ!」と言いたい。
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アーティストのJustin Gignac氏は、同僚たちがパッケージデザインの重要性をバカにしたことをきっかけに、良いパッケージデザインがどれほどの説得力があるかを証明しようとあるプロジェクトを思いついた。
それがこの「NYC Garbage」。ニューヨークに落ちている「ゴミ」をかっこいいパッケージに入れて売るというもの。これは興味深いプロジェクトだ。
これの面白いところに「限定販売のゴミ」の存在がある。例えば、オバマ大統領就任記念イベントのゴミ、昨年の同性婚合法化記念時に出たゴミ、大晦日のタイムズスクエア前でのゴミなどなど、思い出のいっぱい詰まったニューヨークならではのゴミが販売されている。
詳細は〈http://www.roomie.jp/2013/01/44676/〉まで。