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ニュースフラッシュ

《包装セミナー》第10回ジェイサロン開催

2013.02.22

私とパッケージ 〜人生をかけたモノづくりと女性の役割〜
 
 何事を成すにも"時"を知ることが大切です。「春は花さき秋は菓なる。春種子を下して秋菓を取るべし」とは誰もが経験するところです。"長短"といった尺度によっても変わりますが、「今は何を為すべき時か?」と自らに問い掛け、うちなる声を聞くことが大切です。
 本誌は2013年、「新生」との言葉を掲げました。色々な意味に解釈できますが、あの鴨長明の「方丈記」は「行く川の流れは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし」との有名な書き出しで始まります。
 たとえ過去や歴史を否定してみても、時の流れを止めることもできません。では、刻一刻と絶え間なく流れる時の川の中で、ひしひしと実感する"変化"の本質とは何か。それが「本の水にあらず」という、「新生」ではないかと思うのです。
 もちろん生み出されるものは多様ですが、生来その生み出す感覚を持っているのが女性であり、こうした変化の時代に女性の力が生かされるものと思っています。とはいえ、"行く川の流れ"の中で起きる変化であり、男性の理解と協調は不可欠です。
 そうした点をふまえ、第10回目となる新生「ジェイサロン」では、山田博子氏(コーセーコスメポート商品開発部デザイン室室長)を担当講師に招きました。「私とパッケージ」とのタイトルで、パッケージにかかわってきた山田氏の40年を超える経験と知恵からあらためて学ぶことは多いと思います。
 単なるデザイナーとしてではなく、モノづくりだけに止まったものでもありません。波乱の人生経験そのものがパッケージやモノづくりに昇華していくプロセスといっても過言ではありません。ある意味で、他にはない山田氏独自の経験を、私たちひとり一人が"我が身"に引き比べてみたいと思っています。
 ひと言でいえば、"私とパッケージ"とを結ぶ原点となる経験(苦労)を積み上げながら、さらなる飛躍と成長の足場をより強固に築いてきた歴史です。そこに学ぶことが多いだけでなく、自らの足場を固めることが"新生"には不可欠です。
 いわば"母胎"の大切さです。女性として、人として、どうパッケージという人生に向かえばいいのか。「今だから話せる、話したいことはたくさんあります」と山田氏は言います。
 
【Jsalon(ジェイサロン)とは】
 様々な業種や立場を超えて、"パッケージ"で結ばれるはつらつとして女性の学びの場として開催してきましたが、2013年より"新生"として、感性の豊かな男性も加えてさらにネットワークの裾野を広げていきたいと思います。基本は変わらず経験や知恵を共有することで、新しいモノづくりで価値創造を目指す、自由な対話と学びの集です。
 年に3?4回の開催を予定し、毎回経験談とその講師を交えた座談との2部構成で、担当講師の豊かな経験談に学ぶとともに、単なる聴講者ではなく誰もが主体者として意見を述べ、対話や場合によっては議論によってともに成長を目指します。
 
【ジェイサロン開催概要】
[日時]2012年4月12日(金)14:00?17:30(開場13:40)
[場所]竹本容器本社 B1F(東京都台東区松が谷2-21-5)
[会費]15,000円(税込)
[内容]第1部〈講演〉14:00?15:15
    「私とパッケージ 〜人生をかけたモノづくりと女性の役割」
    講師:山田博子氏(コーセーコスメポート 商品開発部デザイン室 室長)
    第2部〈座談会〉15:30?17:30(自己紹介、意見交換など)
[主催]ジェイパックワールド株式会社
[協力]竹本容器株式会社
[問合せ・申込み先]ジェイパックワールド・セミナー事務局
    TEL:03-3630-1759 / Mail:info@jpackworld.com