牛乳石鹸:発売85周年を機に「赤箱」包装一新
2013.02.15
牛乳石鹸共進社は、2013年で発売85周年となることを機に、ロングセラーのカウブランドである固形石鹸「赤箱」(100g)のパッケージデザインを一新する。あわせて2013年3月21日から125gの増量タイプを新発売する。
リニューアルは約20年ぶりとなるもので、外箱の前面に「赤箱」の文字を明記し、伝統のブランドを若い世代に強くアピールしたい考えである。また基調色となる赤地の角部に丸みおびた印刷表現としている。
中身の石鹸は変わらずに、天然の牛脂とヤシ油を原料に使い「釜だき製法」と呼ばれる昔ながらの製法である。同社は1909年の創業で、「赤箱」の生産は1928年から始めている。現在では中国などへの海外輸出で売り上げを伸ばしており、主力の安田工場の生産能力は年間約1億4000万個に上り、固形石鹸では国内トップシェアである。