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日清食品:新容器で簡単調理と値下げを実現

2013.03.05

n_20130305_02.jpg 日清食品は、「カップヌードルごはん」をはじめとする「日清のごはんシリーズ」5品(「カップヌードルごはん」「カップヌードルごはん シーフード」「カップヌードルごはん カレー」「U.F.O.そばめし」「どん兵衛 釜めし」希望小売価格208円)をリニューアルし、2013年3月25日から全国で発売する。おなじみのカップ麺の味を「ごはん」化した、他の米飯商品にはないユニークな商品である。
 米を一度炊き上げた後、高温高速で熱風乾燥したパフライスを使用したものだ。具材と味付けの素とともに電子レンジ加熱で水から炊くことで、おなじみの味とコシのある食感を味わえる。2010年8月発売の「カップヌードルごはん」からスタートした同シリーズは、バリエーションを増やしながら新たなジャンルとして確立しつつある。
 今回は、紙容器の内側にPPカップを挿入した2重構造で、フタをカップヌードルと同様のヒートシールで圧着して気密性を高めている。これにより、従来個装していた内容物(パフライス、具材、味付けの素)を、容器に直接充填できるようになった。
 カップヌードルの形体と同じで、違うのはお湯ではなく、水を入れて電子レンジで加熱することである。簡単調理の実現とともに、個装の包装材を減らすことなどで希望小売価格を従来の250円から208円と大幅に値下げしている。