ヤクルト:容器形状をトレードマークにリニューアル
2013.03.11
ヤクルト本社は、乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」(65ml、希望小売価格175円/5本、348円/10本)のパッケージデザインを、2013年3月25日からリニューアル発売する。店頭ヤクルト類のデザインを一新し、商品ラインナップに新商品「ヤクルト Ace」を加えることで、より明確な商品ポジショニングを確立したい考えである。
「ヤクルト」は1935年に製造・販売が開始されて以来、幅広い顧客に支持され、現在では日本をはじめとする世界31の国と地域で愛飲されている。その独自形状のプラスチック容器は1968年に開発導入され、同社のトレードマークとして定着している。
2011年1月には、「ロゴなしの形状だけでも識別力がある」として、立体商標の登録が認められた。そこで今回、「ヤクルト」のマルチパックにもヤクルト容器の形状をトレードマークとして表示し、安心、伝統、親しみやすさを表現している。また「乳酸菌 シロタ株」の機能性がより感じられるデザインに変更したものだ。
これにより、乳製品乳酸菌飲料のパイオニアブランドとしての強化を図りたい考えである。「ヤクルト」の販売目標は、1日当たり308万2000本(2013年4月〜2014年3月)である。