明治:守谷工場の生産ライン増強
2013.03.15
明治は、ヨーグルトの生産体制の強化を目指し、守谷工場の生産ラインの増強を実施する。約40億円を投資し、生産能力を現在の約2倍(容量換算)にするもので、2013年12月から順次生産を開始する予定である。ヨーグルトの供給能力拡大と生産能力の向上による事業強化を目指すものだ。
同グループは、2012年4月からグループの長期ビジョン「明治グループ2020 ビジョン」に基づいた3ヵ年中期経営計画「TAKE OFF 14」をスタートさせ、収益性向上と飛躍に向けた戦略投資の実行を進めている。ヨーグルトでは、「明治ヨーグルトR-1」、「明治プロビオヨーグルトLG21」などのプロバイオティクスヨーグルト群や「明治ブルガリア」ブランドを中心に、生産能力を高めながら積極的な事業拡大を図ってきた。
2012年は「明治ヨーグルトR-1」が大幅な売上の伸長を示すとともに、その他のヨーグルトも好調に推移し、今期のヨーグルト全体の売上高は当初計画を大きく上回る見通しである。また、現在「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」を使用した健康長寿についての研究をフランス・パスツール研究所と共同で実施するなど、新たな価値の探求にも力を注いでいる。