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FOOMA JAPAN 2013:過去最大2973小間規模での開催

2013.04.15

n_20130415_02.jpg 日本食品機械工業会は2013年6月11日?14日の4日間、有明・東京ビッグサイトで「集う、出会う。食の未来が広がる」をテーマに、第35回目となる「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)」を開催する。今回は、国内外から723社(前回より57社増)の出展をみて過去最大となる2,973小間規模(前回より46小間増)での開催となる。
 これは、食品加工および周辺関連機器・装置が一堂の結集する食品製造のトレードショーとしてはアジア最大級となる。場内では食品製造プロセスの効率化と自動化を図るための最新鋭の製品や最先端テクノロジーの展示や、製品のデモンストレーションが積極的に行われる。
 ここ数ヵ月の「アベノミクス」による、景気浮揚への期待の影響と言うにはまだ早い。むしろ景気低迷の長いトンネルの出口がまだ見えない中で、将来的な縮小は否めないにしても安定した食品需要への関心は高いということだろう。「FOOMA」に限らず、食品関連の展示会ではむしろ新規出展社が増える傾向にある。
 ただしかつてない社会構造の変化を背景に、食品需要には大きな変化が表れている。産業側からみれば、急速な変化に晒されつつ、新規参入を迎えるという知の戦国時代の到来である。従来の量産から多様なニーズに応えられる多品種小ロットをいかに実現できるかが1つの焦点である。
 そうした出展企業の挑戦が展示内容の随所に見られるに違いない。その見どころの1つが、24時間連続稼働の高速搬送ロボットや高性能な画像処理機能を搭載したロボット、多様な商品形態に対応する包装ロボットなど、進化するロボットのデモンストレーションである。多様化でのキーワードは包装であり、その点で出展分野の中でも包装・充填は高い伸び率を示している。
 出展社の分野別構成比では、「食品製造・加工」が26.46%と最も多いが、前回に比べるとやや比率を落している。次いで「包装・充填」が17.0%で、最も伸び率が高い分野である。「設備機器・技術・部品」12.4%、「衛生対策・管理」10.2%、「計測・分析・検査」5.7%、「保管・搬送・移動」6.4%、「原料処理」5.0%となる。
 展示と併催される多彩な行事として例年好評の「アカデミックプラザ」の他に、輸出に関心を持つ企業に対して「グローバルスペース」を設けて、海外機関や駐日外国大使館などが各国での最新情報を提供する。また「日食コーナー」では、国際規格に対応した制御盤モデル(国際規格対応と北米UL規格対応)を展示する。
 「ビジネスフォーラム」では今回、経済アナリストの森永卓郎氏が講演し、集中して聴講できるように開始時間を17:00としている。また毎回好評な「アカデミックプラザ」や「EHEDGセミナー」「AIB FOOMA特別講演会」「美味技術学会シンポジウム」などが開催される。
 2013年4月1日から公式ホームページで入場料が無料になる「事前登録」を受け付けるとともに、事前に登録をした上で来場した方の中から抽選で合計2,000人に「公式ガイドブック2013食品機械・装置バイヤーズガイド」(定価1,500円)をプレゼントされる。
 
【主催者挨拶】「FOOMA JAPAN 2013」実行委員会委員長/中章 氏
n_20130415_03.jpg 「FOOMA JAPAN 」は、食品製造プロセスのあらゆる分野を網羅したアジア最大級の「食」の総合トレードショーとして着実に成長してきました。経済状況に大きく左右されることなく、例年10万人規模の安定した集客を誇り、出展社からもその効果において高い評価をいただいています。
 36回目となる今回は、出展社数が過去最大の723社となり、「FOOMA JAPAN」史上、これまでにない規模での開催となります。特定の分野に集中することなく、「食」に関わるすべての分野を網羅した他に類をみない食品機械の総合展示会です。
 また昨今、世界市場においても日本の「食文化」と「食品機械」に対する評価と関心が高まっており、それを裏付けるように海外からの来場者も増加傾向にあります。こうした状況に鑑み、今回開催では海外来場者の利便が高まるような企画も展開してまいります。
 テーマに「集う、出会う。食の未来が広がる。」を掲げ、市場や消費者のニーズである「食の安全・安心」を担保した上で、最先端のテクノロジーや製品、サービスの展示を通じて食品の未来を切り拓いてまいります。なかでも食品製造プロセスの効率化・自動化は食品ビジネスにおいて関心の高いテーマですので、展示でも実機デモンストレーションを通じた提案がみられます。
 食品ビジネスにかかわる方々の情報収集の場として、出展社プレゼンテーションをはじめ豊富なテーマによるセミナーを設けています。私たちは、出展社と来場者の信頼に応えうる質の高い展示会を目指し、食品関連業界の多くの方々のビジネス成功の契機となるよう最大限の努力をしてまいります。