味の素:米国版サプリメントを米国で発売
2013.04.22
味の素は、「抵抗活力アミノ酸 シスチン&テアニン」(2007年発売)の米国版「amino DEFENSE(アミノディフェンス)」を、2013年4月から米国で販売を開始する。米国のクリニックルートはこの10年間、成長が著しいことを背景に今回、米国での発売に乗り出すものだ。
同社は、長年にわたるアミノ酸の研究を通じて、アミノ酸"シスチン"と"テアニン"を組合せて補給することで「抵抗活力」をサポートすることを発見し、日本・米国・欧州で特許を取得している。
米国では成人の半数以上がサプリメントを日常的に摂取し、市場規模は281億ドル(約2兆6000億円)、前年比104%と拡大基調である。またビタミンやハーブなどの「抵抗活力」系サプリメント市場も21億ドル(約2000億円)の規模で、前年比約106%で伸長している。
すでに日本と米国で販売している燃焼サポートサプリ「カプシエイト ナチュラ」の米国版「CAPSIATE NATURA(カプシエイト ナチュラ)」、休息サポートサプリ「グリナ」の米国版「Glysom(グリソム)」に加え、「抵抗活力アミノ酸 シスチン&テアニン」の米国版「amino DEFENSE」を発売することで、科学的な根拠を有する同社の健康基盤食品を、サプリメント大国の米国でもビジネス展開し、健康ケア事業のさらなる成長を目指したい考えである。