キリンビール:香味豊かなジンベースのリッキー
2013.04.26
キリンビールは、高アルコールRTD市場への新しい提案として「キリン ドライリッキー」の「ドライジン&ライム」と「ドライジン&グレープフルーツ」の2品(350ml缶、500ml缶)を、2013年7月16日から新発売する。香味豊かで飲み応えのあるオリジナルジンをベースに、柑橘のフレーバーを加えて強炭酸のソーダで仕上げた"リッキー"スタイルの爽快でスタイリッシュなお酒である。
近年のRTD市場での高アルコールカテゴリーの伸張にともない、顧客の味覚に対するニーズは多様化している。一方で、従来の高アルコールRTD商品はヘビーユーザーや男性をターゲットにしたものが多く、若年層や女性のニーズに応え切れていないとの課題があった。
今回は、新しいRTDの開発で若年層を中心に幅広く親しまれているジンに着目したものだ。ジンは香味豊かな香りや飲み応えがあり「お酒そのものの味わい」が楽しめるとともに、4大スピリッツ(ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ)の中でも大きな販売ボリュームを占めている。
高アルコールRTDユーザーの求める「甘くないドライな味覚」や「お酒そのものの味わい」を実現し、若年層や女性にも親しみのあるジンをベースにすることでアルコール分7%ながらすっきりとした飲みやすい味覚に仕上げている。
パッケージでは黒をベースにドットの模様を配し、炭酸の刺激やドライな味覚を表現したユニークで現代的なデザインである。同社は、「氷結」や「本搾り」シリーズなどの既存ブランドに加えて「キリン ドライリッキー」を新発売し、飲食店などを中心に"リッキー"スタイルの飲み方提案を行っていくことで、幅広い顧客のニーズに応えたい考えである。